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【法人全体ブログ】

ブログ

言葉のイメージ

2015-02-05
 
この仕事についてから発達障がいについての講演会や研修に参加するようになり
その中で講演されることや学ぶことは年々変化しています。
 
以前から、その人が持つ発達の特性を「強み・弱み」や「凸凹」とよく言われてきました。
ニュアンスとしては似たような意味をもちますが弱み・凸凹と聞くとあまり良い感じは
しませんよね。
初めて関わる人が「ここが弱み、特性が凸凹している」と聞くと、どう思われるでしょうか。
実際にはこのようなことを言う支援者はいないと思いますが、聞いた側としては
その人の弱い部分や悪い部分がイメージとして先行してしまいます。
 
私が最近参加したセミナーにて、門 眞一郎先生は「メリハリ」と言われていました。
「メリハリがある」この言葉いいなぁと思いました。
例え同じニュアンスだとしても言葉が変わるだけでイメージが変わりませんか?
私はそれを聞いた時に今までモヤモヤしていたものがすっきりしたような気がしました。
 
強弱でもなく凸凹でもない、メリハリのある人。
メリハリがあるって良いことだと思いませんか?
緩んだり減ったりすることもあるけれど、張りきって頑張ることのできる人。
 
ハリを伸ばして活かし、メリはハリで補う。
 
以前のように、強み・弱み・凸凹等と発達の特性にネガティブなイメージを
抱く時代ではなくなってきたのではないでしょうか?
発達障がいの理解と共に言葉は変化してきました。
今後も更に理解が進むにつれて、その時に応じた新たな言葉が生まれると思います。
新たな言葉が生まれる時に障がい理解がどのように変化しているか
個人的には少し楽しみにしています。

ギャラリートーク

2015-01-13
 
 
 
 1月17日土曜日に合同企画展(ing展)にてステップあップ21のギャラリートークが13:30~15:00に開催されます。ギャラリートークとは、この作品はどのようにして作られるのだろう?と言う疑問に答えるために実行委員が、出展作者の作り始めたきっかけ等をテーマにトークする事です。
興味のある人はing展に見に行かれるか、実行委員(久保田)までお知らせください。

ピザ窯の屋根看板が完成しました

2014-12-26
 
ピザ窯小屋の屋根に『ぴざがーでん 薪窯THE21』の看板が完成しました。
職員が活動の合間を利用して丹精こめて仕上げた力作です。
年末年始のパーティにピザがあれば、楽しさ倍増。新しく変身したピザ窯で焼いたピザの注文をお待ちしいます。
 
年始は1月7日から営業してます。

見方を変えることで見えること

2014-12-12
 
皆さんはリフレーミングという言葉を聞いたことがありますか?
 
直訳すると「枠組みを組み替える」でしょうか。
今回はリフレーミングとは何かを書きたいと思います。
 
私たちが活動や支援方法を考えるうえで、その人が持つ障害特性を考えます。障害特性は人によって異なり、程度も様々です。
発達障がいの障がい特性としてよく耳にするのは
 
言葉での指示は理解しにくい。
いつもと違うことや変化に弱い。
先の見通しがうまく持てない。
物事の始めと終わりが理解しにくい。
 
等があると思います。
 
しかし、このように書かれていると苦手な事が多いと思ってしまいませんか?
 
私たちも支援を行う中で気を付けていることなのですが、その人の特性を考えた時に
何が苦手なのかを考える事も大切ですが、それだけではなく、その人が得意なことを考えることも必要なのです。
 
そこで大事になるのは、特性や行動をどのように見るかです。
これが今回伝えた「リフレーミング」なのです。
特性を弱みや苦手なものと考えるではなく、その特性の見方を変えることで違った考えを
得ることができるのです。
上の例で見るとこのように考えることができるのではないでしょうか?
 
言葉での指示は理解しにくい。   → 目でみることができれば理解できる
いつもと違うことや変化に弱い。  → 慣れている物ややり方が好き
先の見通しがうまく持てない。   → 予定があれば安心して過ごせる
物事の始めと終わりが理解しにくい。→ 始めと終わりがわかれば時間などが守れる
 
このように見方を変えることで特性の苦手・弱みの中から強みを見つける事ができるのです。苦手な行動、できない活動だと考えて諦めてしまうのではなく、その状況を評価し
リフレーミングすることで新たな支援の手立てが見つかるかもしれません。 
 
どんな支援についても言えることですが常に多面的に見る・考える視点を持ちながら支援を
行うことは大切であると思います、皆さんも疑問に思ったり、困ったりした場合は少し見方を
変えてみませんか?
 
 

介護職員初任者研修の演習授業が始まりました

2014-11-29
10月に開講した介護職員初任者研修も、残すところ3回の演習と、施設実習、そして、評価試験となりました。
ステップあップ21の介護職員初任者研修の特徴は、実際に現場で活躍されている看護師や介護福祉士らのきめ細やかな指導による演習です。全受講生が介助受ける側、介助する側の立場に立って、実際に介助を体験しながら介護技術を学んでいきます。見る・聞くだけではなかなか理解できない介護技術も、実際に体験することで、理解が深まります。
(写真は、車椅子を使った移動介助と、食事介助の場面です。)

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